異業種へ転職する際の自己PRの注意点3つ

企業に就職する際には履歴書と面接が必須です。

転職に際しても同様です。

転職の際は、新卒とは違って、既に一定の就業経験があるので、現在までの就業経験の上での自己PRと志望動機についての記載することになります。

求人している企業にとっても、自己PRと志望動機に、職業経験者ならではの視点が含まれていることを必ず期待しています。

その為、今までの就業経験で得られたスキルや考え方などを、端的かつ明確に説明できる様にまとめておく様にしておきましょう。

転職者を受け入れる企業側は、即戦力を求めています。

新卒は一定の研修と教育機関を経た上で戦力化する新人ですが、転職者というのは既に一定期間就業経験のあるプロですから、当然ながら入社後簡単な研修を終えて、すぐに戦力として活躍する事を求めています。

その為にわざわざ中途採用をしているのですから、その期待に応えられない人材は採用になりません。

ですから、今までの就業経験というのはとても大事な事で、これをうまくPRすることが、採用の可否に直結して来ます。

ところで、転職する際には、様々な動機があると思いますが、新たな就業希望先が現在勤務している業種であるとは限りません。

運送業から製造業の方もいれば、営業職から企画職という風に、今までの業種や職種とは違った分野で活躍してみたいという希望で、就職先を選択する方もおられるでしょう。

求人企業側は、必ず転職する理由についてを注視します。

その多くの理由は、逃避型で退職しているネガティブな理由ではなく、キャリアアップかスキルアップの様にポジティブな理由を求めているからです。

逃避型の人材は、今後入社しても再び転職する可能性が高い人材をみられがちです。

ですから、逃避的に転職を希望している方は、事実がそうだとしても、ポジティブな別の理由をつける必要があります。

その上で、何故自社を選択したのかの理由も求めます。

同じ業種で同じ職種の応募であれば、選択理由も概ね理解しやすいですが、違う業種から違う職種を求める等の求人には、余計にその理由を確認する事になります。

異業種や異職種への転職を希望される方には、相手先を納得させるだけの説明が必要になります。

ポイントを三つご紹介致します。

①異業種だとしても現職の実績が重要

たとえ異業種に就職を希望していたとしても、前提となる貴方の実績はあくまでも現職の実績です。

それを判断基準に採用の可否を判断されますから、今までの就業経験で得られた事を、簡潔に説明できる様にしておきましょう。

②何故今の業種を変えたいのか

今の業種は職種を変えたい積極的な理由は何なのか?

これが最も必要です。

運送業が過酷で嫌になったので、運送業の時に顧客だった製造業の有様を見て、運送業よりも楽そうだから選択した、などという現職否定的な理由は望ましくありません。

事実はそうだったとしても、採用可能性は低いと言わざるを得ません。

それはあなたの都合であって、求人している企業のメリットが何もわかりません。

つまり、求人企業からこの人材は欲しいと思わせない限り採用の可能性は低いと認識して下さい。

運送業で培ったロジスティックスの運営経験を、物を移動させる運送業としてではなく、実際に物作りをしている製造業の物流管理に活かす事で、自分のスキルアップに繋がると共に、御社のお役に立てると確信しているからなどと、求人企業がメリットを感じる事ができる理由付けが必要です。

あなただけがメリットで、求人企業にメリットがなければ、採用にはなりません。

あなたも採用企業も両者にメリットがあって、採用に繋がるのです。

③どんな仕事も普遍性があります

たとえ異業種でも、事業の内容にこそ違いはあれど、仕事の中身が大きく違うという訳でもありません。

総務職、経理職、法務職、営業職、広告宣伝職、企画職、などなど、様々な職種がありますが、基本は同じです。

その企業の事業内容に差があるだけで、本質は余り変わりがないと認識しておいて下さい。

営業職の本分は、目標金額の売り上げと利益を上げる事で、運送業でも製造業でも同じです。

つまり、異業種だから今までの経験が活きないという事ではないのです。

ですから、①のポイントにも繋がりますが、取り立てて異業種だからと意識する必要はありません。

まとめ

最も重要なのは、②の業種を変えたい理由です。

これさえしっかり説明ができれば、過度な心配は無用です。

②の理由が何なのか、しっかり自問自答してみて下さい。


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